このような活動をしています
誰もが通いやすい市立病院を目指して       

 現在伊勢・住吉地区には、市立甲府病院行きのバスは運行されていません。公共交通機関はタクシーのみで、治療費と合わせおよそ5,000円。交通費が高額なため、治療をためらう人もいます。高齢者の場合同時に複数の疾患を抱える方も多く、総合病院での治療が必要です。
 伊勢地区自治会連合会では市立甲府病院行き送迎バスを伊勢・住吉地区にも走らせる為の活動に取り組んでいます。年金暮らしや障害のある方はもちろん、子育て世代にも市立甲府病院を利用しやすくする為に、ご協力をお願いします。
 住民一人ひとりの声を市政に届けていきましょう。
「危険な交差点」住民の発想で改善が実現

 伊勢地区・南二センター自治会の住民たちが五差路と悠遊館東側の交差点の現地調査を行ったのは7月。「安全・安心な街づくりのため、住民が中心となって改善策を組み立て、行政と協議して結果を出そう」という発想でした。
 私は(伊勢地区自治会連合会の会計部長)「狭い道路網の交通安全対策を住民たちが考え、行政に働きかけるとともに、住民が自発的に交通ルールを守る『ゾーン30』という取り組みが、欧州などで盛んに行われている。五差路の本線に当たる市道も、時速20キロに規制されているが、守られていない。取り組みを通じて、住民にも徹底したい」と思いました。
10月5日には、南甲府警察署の交通安全担当1人と甲府市道路河川課の職員6人に南二自治会の自治会長ら住民6人が加わり、住民側が決めた改善の方向性を確認。10月の中旬にはカーブミラーも増設され、また、新たに路面表示を追加するなどの安全上の対策が実現しました。      
有価物回収の補助金「不当」
甲府市に返還求めて監査請求

 私は伊勢地区自治会会計部長として、多くの地域住民、自治会長から業者から受け取る有価物の代金が「少ない」「仕組みがよくわからない」等の話を耳にしました。
 私たちは、夕方から準備をして朝6時に仕訳をして業者の車に乗せるまでして、受け取る代金が500円や1000円。私も「本当に少ない」と思いましたので、甲府市に対して情報開示請求を行い、有価物回収事業について調査を行いました。
 甲府市から受け取った資料を検討したところ、有価物の売却代金の分配方法については自治会・市役所・業者の3者で協議し決定することになっていました。しかし、自治会を無視して甲府市と業者の2者間で分配方法を決めていました。しかも、業者の要望を「丸のみ」。私は伊勢地区自治会堀込会長とともに甲府市に対して、有価物回収事業による売却代金の分配を公平に行うよう要望しました。
 要望が実現し、3者協議も再開され、10月分から有価物回収による自治会の取り分が増額されました。現在甲府市では、500の自治会中300の自治会が有価物回収に取り組んでいます。伊勢から甲府市全体の改善に つながりました。 
外来種セイタカアワダチソウの繁殖ぶり調査
甲府市が駆除協力呼びかけを

 甲府・伊勢地区自治会連合会の環境監視員である私は地域の空き家や空き地の管理状況を調べていて、空き家の庭先にセイタカアワダチソウが繁茂しているのを発見。空き地や道路の脇でも雑草化しているのを確認して連合会の役員と協議し、市環境部に連絡しました。
 これを受けて、環境保全課の職員が11月7日、伊勢地区の現状を調査し、3ヵ所で繁殖していることを確認。市内各地でセイタカアワダチソウが繁殖しているとみられるため、市は今後、ホームページや広報で周知を図るとともに、住民に駆除の協力を呼びかけることになりました。
 調査には同自治連の掘込秀作課長らも参加し、堀込会長は「在来種の生態系に被害を及ぼす恐れがある」として、樋口雄一市長あてに、繁殖状況の調査や解決策の検討、空き家の適切な管理を求める要望書を提出しました。
 私は「空き家や空き地には地域住民や地域が直接、関与できません。空き家や空き地の放置は、地域の景観を悪化させ、防犯上の不安、火災なども懸念されます。地域の環境を守る立場から、環境部による空き家・空き地対策を進めてほしい」と思います。

伊勢・住吉の玄関口
甲斐住吉駅前の整備を要望し改善がされました

 昔から甲斐住吉駅前は、自転車を利用する人数に対して、駐車スペースが足りないため、自転車が通路をふさぎ利用しにくい状況が続いていました。これまでも南甲府署や甲府市には改善を要望してきました。
 ここは年間18万3千人が利用し、南甲府駅と利用者の数はほぼ同じです。
 甲府商業高校では、通学のためにおよそ100名の生徒が甲斐住吉駅を利用し、自転車通学は60名。しかし駐輪場のスペースは30名分が限界でした。
 甲府市に対して、駐輪場を駅と別に確保し、駅前を整備し、安全・安心して誰もが利用しやすい駅に改善するよう2021年9月に要望書を提出したところ、その年の12月に改善されました。

改善前 自転車が通路をふさぎ通行が大変でした
改善後 ずいぶんすっきりしました

「人とペットの共生社会」を

 現在甲府市にある避難所では、ペットの同行避難が認められていません「甲府ペットの会」代表として「人とペットの共生社会」の実現を目指して取り組んでいます。